プロパンガスの供給体制|プロパンガス・LPガスの「ガス屋の窓口」

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プロパンガスの流通のしくみ

プロパンガスを運ぶタンカー船

プロパンガス(LPガス)は、現状の生活において必要不可欠なエネルギーのひとつです。また、プロパンガス(LPガス)は全体の8割程度を輸入に頼っている状態ですが、ご家庭へプロパンガス(LPガス)が供給されるまでの流れについて、多くの方がご存じではないと思います。

プロパンガス(LPガス)は前述のとおり8割程度を輸入に頼っておりますが、残りの2割ほどは国内で生産されております。国内でプロパンガス(LPガス)を生産する工場等のタンク設備基地や輸入基地を一次基地と呼びます。そして、一次基地から内航船やタンクローリーによって二次基地まで運ばれ、 各地域の充填所にてボンベ容器に詰め替えられて、各家庭へ搬送されます。

一般的にプロパンガスの供給方法といえば、充填所や配送所からのガスボンベ配送ですが、それは全体から見ればごく一部でしかありません。そこで、プロパンガスの供給方法や流通のしくみについてご説明致します。

国内のプロパンガス(LPガス)備蓄量

2016年現在、石油とプロパンガス(LPガス)の二種類は、法律によって備蓄がが義務付けられています。その義務付けられた備蓄のうち、民間企業(LPガス輸入業者)が行うものを「民間備蓄」、国が備蓄しているものを国家備蓄と呼びます。

民間備蓄として備蓄が義務付けられているガスの量は、輸入量の50日分(約150万トン)*1となっています。国家備蓄は全国5ヵ所のプロパンガス(LPガス)国家備蓄基地に合計150万トンの備蓄がなされており、民間備蓄・国家備蓄を合わせると約300万トンのプロパンガス(LPガス)が備蓄されていることになります。

平時からこのような備蓄を行うことで、世界情勢の変化などにより万が一プロパンガス(LPガス)の輸入が途絶してしまったり、地震などの大規模災害が起こった場合に対応できるよう備えています。

東日本大震災が起こった際には、国家備蓄基地である神栖基地(茨城県神栖市)に備蓄してあるプロパンガス(LPガス)が使用され、被災地を中心としたプロパンガス(LPガス)の安定供給に大いに貢献したそうです。

※1:平成27年3月末現在

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プロパンガス(LPガス)が家庭に届くまで

プロパンガスは輸入または国内で生産された後、以下のような一次基地から中継基地・充填所・配給基地などを経て、一般家庭へと供給されています。

一次基地

石油精油所、石油化学工場などのタンク設備基地・生産基地、輸入基地を一次基地と呼びます。生産基地は全国に30ヶ所※1、輸入基地は全国に35ヶ所※1あり、全体の実貯蔵能力は400万トン以上※2にも及びます。

また輸入元としてはカタールやUAEをはじめとした中東地域の国が約7割※3を占めています。しかし近年、アメリカ産のシェールガス随伴LPガスの輸入が増加傾向にあり、その他にもプロパンガス(LPガス)の増産が見込めるプロジェクトもあるため、輸入元が多様化することでさらに安定供給が確立されていくことでしょう。

※1:2015年度
※2:プロパンとブタンの合計貯蔵量
※3:2014年度

二次基地

一次基地を経たプロパンガス(LPガス)は沿岸航行用の内航船(高圧LPガスタンカーなど)やタンクローリーに積み込まれ、 二次基地(元売業者の中継基地等)へと運ばれます。

二次基地は全国に41ヶ所※1あり、全体での実貯蔵量は84,301トン※1となっています。これらの二次基地を経由して、各需要家のもとへと運ばれます。

充填所・配給基地(三次基地)

二次基地から運ばれてきたガスは、充填所でガスボンベ(可搬容器)に充填され、 小売業者や家庭用、業務用でプロパンガス(LPガス)をご利用されるお客様の下へ、配送トラックで届けられます。

充填所はただガスボンベにプロパンガスを充填するだけではなく、ガスボンベの損傷や重量チェックなど、ガスボンベの安全性を確保するための設備が併設されています。

充填所で充填されたガスボンベは前述のとおり配送トラックでお客様(需要家)へと届けられます。平成9年の法改正からはLPガスバルクローリー車で各ご家庭を回り、バルク貯槽(通常のガスボンベよりも非常に大きいボンベとイメージください)に充填して回るバルク供給も可能となっています。

お客様のもとへ

プロパンガス(LPガス)をご利用されるご家庭には、ガスボンベを置くスペースやガスボンベの転倒を防ぐチェーン、ガスを気化するための調整器や高圧ホースなど、様々な供給設備が設置されています。配送されたガスボンベはお客様のもとに設置され、供給設備や配管を通り、ガス器具へとプロパンガスが供給されます。

供給設備はガス会社の責任において管理するべきもので、安全にプロパンガス(LPガス)を供給するための設備です。これらは一定期間ごとにガス会社が責任もって交換するものですので、お客様が費用負担することはございません。

ちなみにガスメーターよりも内側についている給湯器やガスコンロは消費設備といい、消費設備の購入はお客様のご負担となります。

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プロパンガスの供給体制や一次基地・二次基地・充填所・配送基地・三次基地について、国内備蓄(国家備蓄・民間備蓄)についてをご説明します。