CP価格(contract price)|プロパンガス・LPガスの「ガス屋の窓口」

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CP価格(contract price)とは

CP価格(contract price)とは、プロパンガス・LPガスの供給価格の基準となる輸入価格の基準価格のことで、プロパンガス・LPガスの生産国であるサウジアラビアの国営石油会社「サウジアラビアムコ社」が決定しています。原油価格の動向、サウジアラビアや他の産ガス国のスポット入札価格などから総合的に判断して決められます。

CP価格は契約当事者に通告されますが、入札価格などは公表されないため、一方的に価格が通告されるかたちとなっています。

また、CP価格は輸出国の港で渡されるFOB価格(※1)となっており、為替の変動は反映されず、$/tの単位で取引されます。日本までのタンカー船による海上輸送費を含む場合はCFR価格(※2)、海上輸送費用と保険費用が含まれるとCIF価格(※3)と呼ばれます。

このように原油価格がCP価格に影響し、CP価格がプロパンガス・LPガスの供給価格に影響しるため、日本へ輸入されるプロパンガス・LPガスの価格はCP価格にリンクするかたちとなっているのです。

そういった状況もあり、日本の輸入元売・メーカーはCP価格を仕切価格改定の算定基礎にしており、その仕切価格改定が一般家庭のガス代にも影響を与えます。

近年の価格推移をみると、原油価格との連動性が強まっているようですが、原油価格とCP価格を熱量等価で比較してみると、需要が少ない時期のプロパンガス・LPガスは原油の100%を割る価格となるケースが増えてます。その一方で、需要の多い時期にはプロパンガス・LPガスが急騰して原油の120~140%となるケースもあるようです。

また、プロパンガス・LPガスの主成分の一つである「ブタン」のCP価格は石油化学原料であるナフサ価格や欧米のガソリン需給の影響を強く受けるため、近年は「プロパン安・ブタン高」ことが多いようです。

その他にも近年のシェールガス革命を受けて、アメリカからのプロパンガス・LPガスの輸出が増えているため、CP価格は下落傾向にあるようです。

※1 FOB価格

商品を売買する貿易条件の一つで、本船渡し条件の略。

FOB価格とは、商品売買を行う貿易条件のひとつである「FOB(Free On Board)」の条件下で貿易取引を行う際の価格のことです。FOB条件の場合はタンカー運賃や海上保険の費用は含まれておらず、現地港渡しの積出価格です。

後述のCIFと共に最も多く用いられる貿易取引条件のひとつで、積出港で商品の受け渡しが終了した時点で商品の所有権が売主(産ガス国)から買主(輸入元売・メーカー等)に移ります。

※2 CFR価格

CFR価格とは、貿易条件のひとつである「CFR(Cost and Freight)」の条件にて貿易取引を行う際の価格のことです。CFR条件の場合は、FOB価格+タンカー運賃が含まれており、C&F、CNFとも言います。

商品の所有権はFOBと同様に、積出港にて売主から買主に移転します。

※3 CIF価格

IF価格とは、貿易条件のひとつである「CIF(Cost Insurance and Freight)」の条件にて貿易取引を行う際の価格のことです。CIFはFOBと共に最も多く用いられる取引条件のひとつで、CIF価格にはFOB価格+タンカー運賃・保険費用が含まれています。

商品の所有権は他の条件と同様に、積出港にて売主から買主に移転します。

余談ですが、現在日本の貿易統計では、輸出はFOB価格、輸入はCIF価格で計上されますが、IMFマニュアルに基づいて作成される国際収支統計は、輸出・輸入ともにFOB価格で計上されます。そのため、国際収支統計を作成する際は貿易統計の輸入額から輸送費用や保険費用などを除くこととなります。

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