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内窓リフォームが賃貸大家さんにオススメな5つの理由

内窓リフォームがオススメな5つの理由

築古の戸建てやアパートを所有する賃貸大家さん、こんなお悩みはありませんか?

・内見で「寒い」「結露してる」と言われる
・家賃を下げずに満室を目指したい
・退去時の原状回復費用を抑えたい

もし一つでも心当たりがあるなら、その解決策は「窓」にあるかもしれません。今回は、賃貸経営を成功させたい大家さんのために「内窓リフォーム」のメリットや費用、補助金などについて詳しく解説します。

なぜ内窓リフォームが必要なのか

住宅の熱が出入りする割合

実は、夏の冷房時に入ってくる外の暑さの73%がドア・窓から入ってきて、冬の暖房時に暖かさが外に逃げるうち58%がドア・窓から逃げていきます。つまり、室内を快適な温度に保つには「窓」の改善は重要ということです。

近年は、入居者様も賃料以外の「快適性」や「光熱費」を重視する傾向も強まっていますので、ガス代・電気代の高騰から家計を守る省エネで断熱性能の高さは、満室を目指す大家さんの大きな武器になります。

※熱の出入りの割合は「一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会 よくあるご質問」より引用

賃貸大家さんが内窓を設置する5つのメリット

内窓リフォームは、補助金も使えて短い工期で大家さんの物件を「省エネ住宅」にできる手軽で効果的な方法の一つ。たった数時間の内窓リフォーム工事で、具体的には以下ようなメリットが期待できます。

①断熱性能UPで物件価値向上

内窓を設置することで、窓と窓の間にできる空気の層が断熱材となり、夏の暑い日差しや冬の冷気をシャットアウト。冷暖房効率も向上するので、入居者様の光熱費節約にもつながります。築古物件は断熱性能が低いので特に改善が見込めます。また、見た目に分かりやすい設備投資ですので、入居者様の印象も良く、大家さんの家賃据え置き/値上げの根拠にもつながります。

②結露を抑えて原状回復費用も抑える

結露は、室内の暖かい空気が冷たい窓ガラスに触れた際に発生しますが、内窓は窓ガラスが冷たくなりにくく、結露の発生を軽減できます。結露を放置すると、カビやダニの温床となったりカーテン・壁の劣化につながったりしますので、それを抑制できるのは嬉しいですね。カビ取りなどの原状回復費用を抑えられるのもポイントです。

③防音性UPで入居満足度にも貢献

窓と内窓の間の空気層が、外からの騒音・環境音を軽減。交通量の多い道路沿い・線路沿いの物件でも、より静かで過ごしやすい物件になります。室内からの音漏れも軽減しますので、小さいお子さんがいたり夜働いていたりするご家庭で喜ばれるポイントといえますね。

④防犯対策として入居者の安心感を高める

内窓を設置すると窓が二重になります。物理的に外部から侵入しづらくなり、窓一枚より侵入にも時間がかかるため、空き巣などに狙われにくくなる防犯効果も期待できます。安心して暮らせる住宅になれば、ご所有物件の価値も向上します。

⑤補助金を使えて、節税もできる

国の補助金制度「先進的窓リノベ2025事業」を利用すれば、最大200万円の補助金で、改修費用の負担を大幅に軽減できます。補助金額は窓の性能によって異なる為、事前に確認しましょう。また「少額減価償却資産」の特例活用で、内窓設置費用を一括で経費計上することが可能。青色申告を行っているオーナーなら、1箇所30万円未満の資産は総額300万円まで一括経費計上でき、課税所得圧縮による節税が期待できます。

内窓リフォームの費用と工期の目安

  • 費用相場:1箇所あたり5万円〜15万円程度
  • 工期:1窓あたり1時間〜2時間程度

内窓リフォームは比較的少額で行えるリフォームで、工期も短く実施しやすいのが特徴です。既存の窓枠に新しい内窓を取り付ける簡単な工事となる為、入居中でも短時間で施工することができます。上記金額・工期はあくまで目安ですので、具体的な金額・期間は施工会社等へご確認ください。

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内窓リフォームは補助金が使える今がチャンス

賃貸アパートの経営において、内窓リフォームは修繕ではなく「物件価値と収益性を高めるための投資」です。

入居者様が快適に過ごせて光熱費も節約できる住宅にできれば、入居者募集の大きな武器にもなりますし、入居後も長く住んでもらえるのではないでしょうか。

国の補助金や節税効果も活用すれば、大家さんにもさらなるメリットがあるのが内窓リフォーム。まずは、無料の見積もりや補助金の活用方法について確認してみてはいかがでしょうか。ちなみに弊社では、給湯器やエアコンも特別なサービスができるので、気になる大家さんはぜひお問い合わせください。

      監修者:
プロパンガス事業 統括本部長
斎藤 行雄
新卒で大手プロパンガス会社へ入社。液化石油ガス設備士などの資格を取得し、充填・配送・設備工事・営業を一通り行う。その後、プロパンガス自由化に伴い独立し、業界初のWEB状でのプロパンガス会社変更サービスを立ち上げ。
2014年に法人化しガス屋の窓口を展開。プロパンガスに約30年携わった知識とノウハウを活かして、催事やガス会社向けのセミナーなどを手掛け、現在は複数のガス会社の顧問も務めている。
執筆者 神八 徹
プロパンガスのマーケティング・セールスに10年以上携わった経験を活かして、ガス屋の窓口の記事ライティングを担当。マーケット調査や執筆・編集を行っている。
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