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プロパンガスの基本料金とは?相場や日割り計算も解説

ガスの基本料金の高さに悩む女性

ガス会社から送られてくる検針票には「基本料金」が記載されていますが、現在の基本料金はいくらですか?と聞かれたらすぐに答えることはできますか?

基本料金について気にしている方は意外と少なく、基本料金は今いくらなのか答えられても、基本料金はどうやって金額が決められているのか、改めて基本料金とはどんな料金なのか答えにくい方が多いのではないでしょうか。

しかし、基本料金とは、毎月支払うガス料金の一部で、皆さんが毎月支払っているお金です。そのため、基本料金についてしっかりと理解をして、ご自分の基本料金は適切なのかどうか確認できるようにしましょう!

プロパンガスの基本料金とは?

プロパンガスの基本料金は、ガスを使っても使わなくても毎月固定でかかる料金です。

ガス会社が自由に決めることができるため、ガス会社によって異なるのはもちろん、同じガス会社と契約しているお隣さん同士でも基本料金が異なる場合があります。

基本料金には、ガスメーター、ガス容器(ボンベ)、圧力調整器、高圧ホース、供給配管などガスの供給に必要な設備費用や、ガスを安全に使用するための保安業務・点検調査にかかる必要諸経費などが含まれています。

地域別の基本料金一覧

地域 平均価格 適正価格
北海道 1,999円 1,500円~
東北地方 1,789円 1,500円~
関東地方 1,690円 1,500円~
中部地方 1,775円 1,500円~
近畿地方 1,792円 1,650円~
中国地方 1,869円 1,600円~
四国地方 1,836円 1,500円~
九州地方 1,724円 1,500円~

※基本料金は税別表記となります。
出典:エネ研・石油情報センター「2023年12月公表 一般小売価格 LPガス確報」

基本料金の平均料金と適正料金は上記のとおりです。プロパンガスは自由料金で基本料金もガス会社が自由に決められる為、割高な基本料金となってしまっているケースもあり、基本料金の平均価格はやや高めですね。

現在の基本料金が平均よりも高い場合は、適正料金のガス会社へ変更するだけで、ガス代をグッとお安くすることができます。

もちろんガスを1㎥使うごとにかかる金額「従量単価」も会社によって異なります。もっと詳しく適正料金と比較をしたい方は、以下の記事にて詳しくご説明しておりますのでご参考ください。

1人暮らしや賃貸物件は高い傾向にある

賃貸住宅の基本料金 イメージ

一人暮らしの方や、賃貸物件にお住まいの場合、基本料金が割高になってしまっている可能性が高いです。

単純に基本料金が高い料金プランになっていることもありますが、特に集合住宅の賃貸物件では、ガス会社と大家様との間で結ばれる無償貸与契約によって割高な基本料金が設定されることが多いのです。

無償貸与契約がある集合住宅の中でも、一人暮らし向けのワンルーム等は特に基本料金が高くなってるケースが多いようです。

基本料金が日割り計算されるケースは?

プロパンガスを新規契約した時の基本料金

実は新規契約の時は日割り計算が行われるケースはあまりありません。

ガス会社はある程度、検針(請求)の日が決まっていまよね。新規契約してからすぐに検針がある場合は初回の検針は行わずに、二回目の検針から基本料金を含むガス代の請求が始まるケースが多いようです。

プロパンガスを解約する時

解約の際の基本料金の計算はガス会社によって異なり、使用日数に関わらず満額の基本料金を請求する会社もあれば、しっかり日割りしてくれる会社もあります。

最後の検針(請求)の日から閉栓日までの日数によって日割りするかしないかが変わる会社もありますので、具体的な解約予定がある方はガス会社に問い合わせて確認しましょう。

ガス会社を変更する時

新会社との契約に際しては、新規契約時と同様に日割り計算は行わず、初回検針は行わず二回目の検針からガス代の請求が始まるケースが多いようです。

旧会社との解約に際しては、使用日数に関わらず日割りにではなく基本料金を満額請求されるケースが多いです。当社を通じてガス会社変更を行っていただく場合は、余計にかかる基本料金分は当社にてご負担できる場合もあるので、是非ご相談ください。

「基本料金」の値上げがあったらガス会社変更のタイミング

基本料金の請求 イメージ

使用量が少ないご家庭では、基本料金の値上げの影響が大きいので、値上げがあったらガス会社の変更を検討しましょう。

プロパンガス料金の値上げは通常従量単価に対して行われ、基本料金の値上げはあまりありませんが、だからこそもし基本料金が値上げされたら、その値上げが適正か調べる必要があります。

基本料金の値上げはハガキなどの郵送で通知されることもあるのでわかりやすいのも特徴。見逃さずに調べるかプロに相談しましょう。

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基本料金を安くしたいならガス屋の窓口へ!

「基本料金」はガス会社によって料金設定がバラバラ。そのため、適正な料金設定のガス会社と契約することで基本料金を安くすることができます。ですが、全国にたくさんあるガス会社の中から安くて優良なガス会社を見つけるのはとても大変です。

ガス屋の窓口へご連絡していただくと、無料で最適なガス会社をご紹介させていただきますので、たくさんのガス会社から比較見積もりをする必要もありません。

まずはいくら安くできるのかお気軽にご相談ください!

      監修者:
プロパンガス事業 統括本部長
斎藤 行雄
新卒で大手プロパンガス会社へ入社。液化石油ガス設備士などの資格を取得し、充填・配送・設備工事・営業を一通り行う。その後、プロパンガス自由化に伴い独立し、業界初のWEB状でのプロパンガス会社変更サービスを立ち上げ。
2014年に法人化しガス屋の窓口を展開。プロパンガスに約30年携わった知識とノウハウを活かして、催事やガス会社向けのセミナーなどを手掛け、現在は複数のガス会社の顧問も務めている。
執筆者 神八 徹
プロパンガスのマーケティング・セールスに10年以上携わった経験を活かして、ガス屋の窓口の記事ライティングを担当。マーケット調査や執筆・編集を行っている。
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