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従量料金が高い理由と対策!適正な従量料金でガスを利用しよう

従量料金が高くなるイメージ

プロパンガスの「従量料金」は従量単価とガス使用量から計算され、ガス使用量が多ければ多いほど高くなりますよね。

従量料金が高くなる理由いくつもありますが、その中でもよくある理由をご紹介します。

ちょっと使いすぎたから従量料金が高いのかな?と納得せずに、従量料金が高い理由を明確にして従量料金を下げるために適切な対策を取り、適正な従量料金でガスを利用できるようにしましょう!

適正な従量料金の目安

地域 適正な従量料金
(7㎥使用時)
適正な従量料金
(12㎥使用時)
北海道 3,220円~ 5,520円~
東北地方 2,800円~ 4,800円~
関東地方 1,960円~ 3,360円~
中部地方 2,310円~ 3,960円~
近畿地方 3,150円~ 5,400円~
中国地方 2,660円~ 4,560円~
四国地方 2,660円~ 4,560円~
九州地方 2.800円~ 4,800円~

※上記の従量料金は税別表記となります。

従量料金が高い理由をご説明する前に、適正な従量料金の目安を見てみましょう。上記は戸建住宅の適正な従量料金目安となります。

検針票・請求明細のガス使用量と近い方の従量料金と、ご自身の従量料金を比較すると適正度を判断できます。

従量料金が高い理由と対策

従量料金が高いことに疑問感じる人々

従量料金が高くなってしまう理由は大きく2つで、「従量単価が高い」か「ガス使用量が多い」のいずれかです。

どういった理由で従量単価が高くなったりガス使用量が多くなったりしてしまうのか、その理由と対策をご紹介します。

高い料金設定で契約してしまった

プロパンガスは自由料金の為、ガス会社によって従量単価の設定が大きく異なります。

契約時に料金設定の説明があっても、その場でそれが高いのか安いのかわかりませんよね。とりあえず契約して、実は従量単価が高く従量料金が割高だったと気付くケースも多いのです。

その時の対策としてオススメなのは、適正な従量料金のガス会社へ乗り換えること。同じようにガスを利用しても、適正料金のガス会社へ乗り換えるだけで、最大でガス代が半額以上にお安くなります。

為替(円安)やCP価格高騰による値上げ

プロパンガスはほとんどを海外から輸入しているため、従量料金は為替やCP価格に大きく影響されます。
CP価格(原油価格)が上がれば従量単価は上がりますし、為替が円安になっても原価が高くなって従量単価は上がります。新電力が原料費高騰で一時急激な値上げしたことがありましたが、あれの緩やかなものが起こるとイメージしてもいいでしょう。

業界全体の値上げとなる場合は、どのガス会社を利用していても値上げされますので、この場合の対策としてはガスを節約することをオススメします。ガスの節約方法についてはこちらをご覧ください。

ガス会社による独自の値上げ

実はプロパンガス会社の値上げには、為替やCP価格が上がっていなくても行われている、ガス会社独自の不当な値上げもあります。

わかりやすい判断基準として、他のガス会社は値上げしていないのにそのガス会社だけ大幅に値上げしたら、それは不当な値上げだと判断しても良いでしょう。

その時のオススメ対策は、適正な従量料金のガス会社へ乗り換えることです。この場合は他のガス会社が値上げしていない状況ですので、不当あ値上げ分は確実にお得となります。

ガスの使用量が多い

世帯人数 平均ガス使用量
1人暮らし 5㎥
2人暮らし 6.5㎥
3人暮らし 8.9㎥
4人暮らし 11.3㎥

料金単価は安いのに従量料金が高い、という方はガス使用量が多い可能性が高いです。上記は世帯人数ごとの年間平均使用量ですので、参考の上でガスを使いすぎていないか判断しましょう。

この場合はガスを節約することがオススメ。ガスの平均使用量を目安に、平均より使ってしまっていたら、無理のない程度で節約するところから始めてみましょう。

従量料金が高いと、ガス代が適正より2倍以上高くなる可能性が

従量料金が高くなるイメージ

従量単価を40円値上げします、と言われるとなんとなく許せる気持ちになりませんか?でも4人家族だと従量料金が約500円高くなる計算になりますし、値上げが数回続けば適正料金より何千円も高い従量料金になり、最終的には適正な従量料金の2~3倍になったケースもあります。

もし基本料金も上がっていたら、ガス代はもっと割高になっていきます。同じガスを使っているのにガス代が高いなんてもったいないですよね。

頑張って節約をしても、従量単価が高いと従量料金を安くするにも限界があります。従量料金やガス代が高い…、安くならないかな?と感じたら、まず料金シミュレーションで従量料金が適正か確認しましょう。

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ガス会社を変更して従量料金を安くしましょう!

従量料金の請求イメージ

従量料金を安くするなら節約するだけでなく、ガス会社を変更して従量単価を安くすることも検討しましょう!

従量料金を削減することができれば、ガス代をグッとお安くすることができますので、まずは10秒でできる「無料の料金診断」をして、いくら安くなるのかチェックしてみましょう!

      監修者:
プロパンガス事業 統括本部長
斎藤 行雄
新卒で大手プロパンガス会社へ入社。液化石油ガス設備士などの資格を取得し、充填・配送・設備工事・営業を一通り行う。その後、プロパンガス自由化に伴い独立し、業界初のWEB状でのプロパンガス会社変更サービスを立ち上げ。
2014年に法人化しガス屋の窓口を展開。プロパンガスに約30年携わった知識とノウハウを活かして、催事やガス会社向けのセミナーなどを手掛け、現在は複数のガス会社の顧問も務めている。
執筆者 神八 徹
プロパンガスのマーケティング・セールスに10年以上携わった経験を活かして、ガス屋の窓口の記事ライティングを担当。マーケット調査や執筆・編集を行っている。
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