4人暮らしの適正なプロパンガス代と使用量は?
4人家族の平均ガス代とご自身のガス代を比較したことはありますか?プロパンガスの場合、あなたと同じくらいガスを使っているご家庭でも、実はあなたの方が1.5倍以上高いガス代を支払っていた!なんてことが起こってしまうんです。
4人暮らしの適正なガス代をご紹介しますので、現在のガス代と比較して自分のガス代が高いか安いかチェックしましょう!
4人暮らしの適正なガス代
平均使用量 | ガス屋の窓口のガス代 | |
---|---|---|
夏場 | 7.8㎥ | 4,224円 |
冬場 | 15.4㎥ | 6,732円 |
※上記は、エネ研・石油情報センター「プロパンガス実態調査」関東経済産業局のガス使用量データと当社関東エリアでの案内ガス料金から試算したガス代(税込)となります。
まずはご自身の検針票と上記の表を比較して、ガス使用量とガス代がどのぐらい違うかチェックしましょう!
ガス使用量が平均よりも多い場合はガスの節約が効果的です。ガス使用量はそこまで多くないけどガス代が高い……という場合は、ガスの料金設定(従量単価・基本料金)が高いと思われるので、安い料金プランのガス会社への乗り換えるのがオススメです。
4人暮らしでガス代が高くなる理由
4人暮らしでガスが高くなってしまう理由は主に三つ。一つ当てはまるだけでも、平均的より割高なガス代になっている可能性が高いのですが、どの理由に当てはまっているかによって対処方が異なります。
もしガス代が高い!と感じている人は、自分がどれに当てはまっているか確認して適切に対処しましょう。
高い料金設定のガス会社を利用している
プロパンガスは自由料金制のため、ガス会社ごとはもちろん同じガス会社を利用しているお隣さん同士でも料金設定(主に従量単価)は異なります。
従量単価が高いガス会社と契約していれば当然ガス代も高くなりますし、契約時は安い従量単価だったとしても、「値上げ」によって気づかないうちに高い従量単価になっていた!ということも。
4人家族だと従量単価が20円上がるとガス代に250円ほどの差が出るので、ちょっとした値上げでも影響が大きいので、今の自分の従量単価がいくらなのか必ずチェックしておきましょう。
ガスを使いすぎている
ガス代が高いなと感じたとき、まず確認してほしいのがガス使用量です。
家族の誰かがちょっとシャワーを出しっぱなしにしてしまったり、食器洗いでお湯をたくさん使ったり、毎日湯船にお湯を張ったりしていると、気付かないうちに他のご家庭よりもたくさんガスを使ってしまっているかもしれません…。
4人暮らしの場合、平均の使用量は11.3㎥です。季節によって平均使用量は6㎥~15㎥前後に変動しますが、もし11.3㎥を大幅に超えていたらガスの使い方を見直した方が良いかもしれませんね。
賃貸物件(集合住宅)に住んでいる
プロパンガスは、お住まいの物件形態によってガス料金が異なり、戸建住宅よりも集合住宅の方がガス代が高い傾向にあります。
さらに賃貸物件の場合は大家様がガス会社を選ぶため、ガス料金が割高になってしまうケースも。その他、自己所有の戸建住宅でも「設備貸与契約」を結んでいると、設備費用が乗る分ガス代が割高になってしまいます。
4人暮らしのガス代を安くする方法は?
ガス代を安くするには、適正なガス料金のガス会社と契約し、ガスを使い過ぎないようにすることが最も効果的です。
4人家族の平均よりもガス使用量が多い場合はガスを節約し、ガス使用量は多くないのにガス代が高い場合はガス会社の見直しをしましょう。
適正料金のガス会社を利用する
料金設定が高い方は、ガス会社を見直すだけでガス代を平均より20~30%お安くできます。中には月々8000円もガス代を安くできた方も!
とはいえ、全国にたくさんあるガス会社の中から適正料金のガス会社を選ぶのは中々難しいですよね。そんな時は、30秒でわかる「ガス料金無料診断」でガス代がいくら安くなるのかチェックしてみましょう。
ガスの使用量を減らす
- 追い炊きの回数を減らす
- シャワーの時間を短くする
- お湯の温度を下げる
- 浴槽に貯める湯量を減らす
ご家族が多いとどうしてもガス使用量が多くなってしまいますので、1人1人が節約を心がけることが大切になります。例えば、シャワー時間を1人1分短くすると、5日間浴槽1杯分のガス代を節約することができます。
上記以外にも様々な節約術をまとめていますので、キッチンやリビングなど自分に向いている節約術から試してみてはいかがでしょうか。
4人暮らしでのガス代節約ポイント
- 1人1人のシャワーの時間を短くする
- 節水シャワーヘッドつかう
- 追い焚きの回数を減らす
- 貯めるお湯の量を減らす
4人暮らしでガスを節約するなら、ご家庭で最もガスを使用する「お湯」を良く使う入浴時の節約を意識しましょう。
ご家族が多い分、シャワーの時間短縮や追い焚き回数を減らすことが、ガス代節約により効果を発揮します。毎日お風呂に入っているようでしたら、湯船にためるお湯の量を減らすことも効果的です。
その他、お風呂以外の節約術もたくさんありますので、まずはどんな節約術があるのか確認をして、これならできる!と思った節約から取り入れてみましょう!
ガス会社変更してガス代を安くしよう
プロパンガス代を節約したいけど、あんまり厳しい節約は難しい……という方も多いと思います。
実は、一番ガス代を安くすることができて今の生活リズムのままでできる節約があるのをご存じでしょうか?それは、ずばりプロパンガス会社を乗り換えることです。今より安いガス会社へ乗り換えるだけで実際に月8000円以上もガス代が安くなった方も!
もちろんその上でちょっと節約すれば、もっとガス代は安くできます。まずはどのぐらい安くできるのか確認してから、無理なくできる節約をしてガス代を安くしていきましょう!