プロパンガスと電気、節約効果が高いのはどっち?
普段の生活に欠かせない「プロパンガス」と「電気」などの光熱費、無理せず出費を抑えられたら嬉しいですよね。そこで、ガスと電気のどちらが少ない負担で光熱費節約ができるか比較してみました。
なんとなくこっちの方が安いかな?と思っているものも、実際にどのくらいの金額なるか確認して、少しでも効率よく光熱費を節約するためにご参考ください。
一般家庭の「プロパンガス代・電気代」はいくら?
世帯人数 | 電気代 | プロパンガス代 |
---|---|---|
1人 | 5,852円 | 6,053円 |
2人 | 9,559円 | 7,611円 |
3人 | 11024円 | 9,170円 |
4人 | 11719円 | 9,430円 |
5人 | 12846円 | 9,625円 |
※電気代参照元:新電力ネット
※ガス代はエネ研・石油情報センター公表の2023年2月付確報の関東エリアのガス料金、ならびに同センター公表の「プロパンガス消費実態調査」家庭用プロパンガス月間平均使用量から試算
世帯人数別のプロパンガス代・電気代は上記のとおりです。これ以上にガス代・電気代が高い方は、節約ポイントがある可能性が高いですね。
また、電気よりガス代の方が高い方は、使い方が偏っていたり、プロパンガス料金そのものが高い可能性もありますので、上記表とご自宅のガス代・電気代を比べてみてください。
ガスで節約vs電気で節約、お得に節約できるのは?
ライフスタイルによって節約できるポイント、節約したいポイントは様々。今からご紹介する節約を一通り行うと、電気代が年間16,548円、ガス代が年間38,295円節約することができます。
全ての節約をいっぺんに始めるのは大変だと思いますので、まずはご自身の生活のなかで節約しやすそうなポイントを押さえて、無理なく節約していきましょう。
※電気代の節約金額参照元:東京ガス:ウルトラ省エネブック
ガス代は東京ガス:ウルトラ省エネブックの都市ガス使用量からプロパンガス使用量を計算し、エネ研・石油情報センター公表の2023年2月付確報の関東エリアのガス料金を掛け合わせて試算した金額となります。
お風呂場での節約
お風呂で行うプロパンガスの節約方法・金額
節約方法 | 年間の節約金額 |
---|---|
給湯と追い焚きを使い分ける | 7,261円 |
シャワーの時間を短くする | 8,703円 |
シャワーの設定温度を2℃下げる | 4,339円 |
風呂の設定温度を2℃下げる | 3,923円 |
浴槽の湯量を20L減らす | 4,339円 |
お風呂場での節約はガスがメインで、年間3万円弱の節約が可能。プロパンガスを一番使うのは暖房器具を除けばお湯を沸かす時ですので、ガスの節約にとってはお風呂場での節約が効率的です。
給湯の設定温度を下げたり、浴槽にためるお湯の量を減らすなど、ちょっとした工夫でガス代を抑えることができます。
キッチンでの節約
キッチンで行うプロパンガスの節約方法・金額
節約方法 | 年間の節約金額 |
---|---|
鍋底から火がはみ出ないようにする | 2,598円 |
給湯温度を3℃下げる | 2,624円 |
給湯器のお湯から沸かす | 851円 |
沸騰したらすぐに火を止める | 2,124円 |
お鍋に蓋をして火にかける | 1,533円 |
キッチンで行う電気の節約方法・金額
節約方法 | 年間の節約金額 |
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冷蔵庫に詰め込み過ぎない | 1,678円 |
冷蔵庫、冷凍庫を冷やしすぎない | 2,363円 |
冷蔵庫の開閉を最低限にする | 398円 |
キッチンではガス・電気ともに節約でき、年間でガス代を10,000円弱、電気代を4,000円強も節約できます。ガスコンロは給湯器ほどガスを使いませんが、慣れれば自然とできる節約が多いので、手始めに試してみるのもいいですね。
電気については冷蔵庫の使い方の工夫によって電気代を節約できます。こちらも慣れれば無理なく行える節約術だと思いますので、自分は普段どうやってたかな?と見直してみるだけでも違うかもしれません。
リビング・寝室での節約
リビング・寝室で行う電気の節約方法・金額
節約方法 | 年間の節約金額 |
---|---|
長時間使わない家電のコンセントを抜いておく | 4,277円 |
こまめに電気を消す | 922円 |
エアコンの設定温度 | 6,910円 |
お風呂やキッチンと比べると節約額は少ないですが、年間で電気代を約12,000円節約することができます。
コンセントを抜いたり電気を消したりと細かな節約もありますが、エアコンの設定温度は夏・冬ともに話題になりますよね。冷暖房を控えめにすることで節約できるのはもちろんですが、特に夏場は熱中症などに気を付けて無理なく節約しましょう。
ガス・電気の会社変更による節約
プロパンガス・都市ガス・電気はすべて自由化されていて、消費者が自由に会社を選ぶことができます。
会社によって料金設定が異なるためより良い会社を選ぼう、と思う方は多いと思いますが、プロパンガス・都市ガス・電気のそれぞれが会社変更によってどのくらい光熱費削減できるかご存じでしょうか?
お得な会社へ乗り換えた場合、都市ガス・電気がおおむね2%~3%前後の光熱費削減となるのに対して、プロパンガスは20%~50%もの光熱費削減となる可能性があります。
光熱費を抑えたいなぁと考えている人でプロパンガスをご利用中の方は、電力会社を変更するよりもプロパンガス会社を変更する方がお得になる可能性が高いです。
簡単かつ光熱費削減額が大きいのは「ガス会社の変更」
プロパンガスと電気、どちらも節約や会社を変更することで光熱費を削減できますが、より削減効果が大きくなる可能性が高いのはプロパンガスです。
例えば関東エリアですと、平均ガス代は8,326円ですが、当社がご案内している適正価格は4,950円ですので、プロパンガス会社変更で年間4万円も光熱費削減ができる計算です。
今の生活スタイルを変えることなく光熱費削減ができますので、とりあえずプロパンガス会社を変えておく、という節約方法もオススメです。
※平均ガス代はエネ研・石油情報センター公表2023年2月付確報より10㎥使用した場合のガス料金となります。また上記金額はすべて税込みとなります。
いくら削減できるか、無料の自動料金診断で確認
まずはどのくらいプロパンガス代を安くできるのか「無料の自動料金診断」で確認してみましょう。
郵便番号、ガスの請求金額、ガスの使用量が分かれば、その場ですぐにガス代の削減額とガス代の年間シミュレーションを確認することができます。
もしガス代が高いと出た場合は、当社へご相談いただければ、お客様に最適なガス会社をご案内させていただきます。いつでもお気軽にご相談ください。
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