【4人家族】光熱費の平均はいくら?ガス・電気・水道の節約術も紹介

4人家族の平均的な光熱費 イメージ

毎月の水道光熱費も高いなぁ……と感じても、物価高だから仕方ないと諦めていませんか?実はその高い光熱費、ちょっとした節約で安くできる可能性があるんです。

まずは高い光熱費の原因がどこにあるかチェックして、平均的な光熱費とも比較しながら、どう対策していくのか考えてみましょう。光熱費を安くしたい!と思っている方のために、効果的な節約方法もまとめていますので、参考にして対策して行きましょう!

【4人家族】光熱費の平均はいくら?

平均光熱費(月)
プロパンガス+電気+水道 28,811円
都市ガス+電気+水道 25,796円
オール電化+水道 22,729円

「ガス代」「電気代」「水道代」を合わせた光熱費の平均は上記のとおりですが、「ガス」「電気」「水道」をどういうバランスで利用しているかはご家庭ごとに異なりますよね。またガス種やオール電化などの違いによっても光熱費は異なってきます。

目安として、当てはまる利用状況の平均光熱費とご自身の光熱費を比較して、平均よりも光熱費が高いようなら、以下でガス・電気・水道のどれが高いのか確認してみましょう。

ガス代の平均金額

平均ガス代 平均ガス使用量
プロパンガス 8,667円 11.3㎥
都市ガス 5,652円 43㎥

※プロパンガスの平均ガス代はエネ研・石油情報センターの2024年4月公表の一般小売価格LPガス確報の料金にて試算。
※都市ガスの平均ガス代は東京ガスの一般契約料金 東京地区B表6月検針分にて試算。

ご家庭で利用されているガスは「都市ガス」と「プロパンガス」の2種類。それぞれの平均ガス代・平均ガス使用量は上記のとおりですので、現在ご利用しているガス種の平均と比較しましょう。

平均と比較して、ガス使用量だけが多い場合はガスの使い過ぎ、ガス代だけが高い場合は契約中ガス会社の料金設定が高すぎ、ということになります。

電気代の平均金額

電気・電球の写真

ガスを併用しているご家庭の月の平均電気代は「13,948円*」です。オール電化の場合は、ガス代がかからない代わりに電気使用量が増えるため、オール電化の月の平均電気代は「16,533円*2」となります。

エアコンの長時間利用や、電子レンジ・ドライヤーのように消費電力の多い電化製品を多用するご家庭では、電気代が平均よりも高くなる傾向にあります。

※家計調査 家計収支編 総世帯 詳細結果表 <用途分類>2021年次より参照
※2:関西電力ホームページ内「オール電化世帯人数別の電気代平均額」より参照

水道代の平均金額

水道水をコップに汲む人

4人家族の1ヶ月の平均水道代は「6,196円*」です。水道の使用量は「㎥」ですが、これは1,000ℓ分のお水に相当します。お風呂の浴槽が一杯200ℓですから、浴槽に5回お湯を張ると水道使用量が1㎥となる計算です。

水道をよく使うのはやはりお風呂で、例えばシャワーは1分でおよそ12ℓの水を消費。家族4人がそれぞれ1分長めにシャワーをしたとすると、200円~300円ほど水道代が高くなります。

※東京都水道局「水道料金・下水道料金の計算方法」より参照

オール電化とプロパンガス併用、どっちが安い?

オール電化とガス併用で悩む人々

オール電化物件の平均的な電気代は「16,174円」、プロパンガス物件の平均的な光熱費は「17,513円」(ガス代5,794円、電気代11719円)なので、光熱費を見るとオール電化の方がお得です。

ただし、オール電化はエコキュートなどの導入費用がかなり高く、生活スタイルやご家族の人数によってはプロパンガスの方が安くなることもあるようです。

光熱費を安くするためにガス・電気の併用かオール電化のどちらにしようか悩んだら、現在のガス・電気の使用量や請求金額、オール電化の電気料金プランなどから具体的に試算して比較・検討しましょう。

光熱費を安くするためのオススメ節約術

電気・ガス・水道のどれから節約するか悩む人々

光熱費を安くするために必要な、「ガス」「電気」「水道」それぞれの節約術をご紹介します。

ライフスタイルに合わせて、これなら無理なくできるかも!という節約から少しづつ取り入れてみましょう。

ガスの節約術

  • 給湯の設定温度を下げる
  • 追い焚き回数を減らす
  • 節水シャワーヘッドを使う
  • 鍋での湯沸し時、鍋底から火がはみ出ないように
  • お湯が沸いたらすぐ火を止める
  • 料理の下拵えではレンジも活用
  • 洗い物はなるべくお水で

4人家族の1ヶ月の平均ガス使用量は、プロパンガスは11.3㎥、都市ガスは43㎥です。それよりもガス使用量が多い場合は、お湯を中心に節約すると効果的にガス使用量を減らせます。

実はご家庭で一番ガスを利用するのは、ガスコンロではなく給湯器でお湯を使う時なんです。特にお湯を多く使うお風呂場は節約の要で、シャワー時間や追い焚き回数を意識して抑えるだけでもガス代も抑えられます。

上記でご紹介しているもの以外にもたくさんの節約術ありますので、効果的で自分がやりやすい節約術を試すとどのくらいガス代が安くなるのかチェックしてみましょう。

電気の節約術

  • エアコンの設定温度を上げる
  • エアコンの風量は自動に設定
  • 窓に断熱シートを張る
  • 冷蔵庫は詰め込み過ぎない
  • 冷蔵庫の開閉を最小限にする
  • 古い家電を省エネ家電に買い替える

戸建にお住まいの4人家族では、1ヶ月の平均電気使用量は436kWh。エアコンで電気を使用するご家庭が多いようですね。

エアコンの節約のためには、設定温度を適正に管理し、外からの熱気・冷気を防いだり、サーキュレーターでエアコンの風邪を循環させるなど、エアコンを余計に稼働させない工夫が必要です。

また、コンセントを抜く、使わない部屋の電気は消す、といった細かい節約の積み重ねも効果を発揮。冷蔵庫などで省エネモードがある場合は活用することで節約につながりますよ。

水の節約術

  • こまめに水を止める
  • 節水シャワーヘッドを使う
  • 洗い物の前に、油汚れなどを拭き取る
  • シャワー時間をちょっと短く
  • 洗濯をエコモードで行う
  • 洗濯物はまとめて洗う

水を一番使う場所はやはりお風呂。続いてトイレ、キッチン、洗濯などの水道使用量が多いようですので、多い場所から節約していくのがオススメ。一つ一つの節約は小さくても、こまめに色々な節約を行うと効果を発揮します。

また、水を出しっぱなしにせずこまめに止めるのは前提として、節水シャワーヘッドなどの節約グッズを取り入れるのも効果的です。ぜひ活用してみてくださいね。

光熱費を一番安くできるのは「プロパンガス」

プロパンガスで節約して貯めたお金

光熱費の中で一番節約できるのは、ずばり「プロパンガス」です。プロパンガス料金はガス会社ごとの価格差が一番大きい為、ガス会社を変更するだけで平均より20~30%もガス代をお安くすることができるのです。
電気や都市ガスは会社を変更しても3~5%ほどしか電気代・ガス代が安くなりませんので、プロパンガスの節約がいかに効果的かわかります。

とはいえ、全国に約16,000社あるガス会社から適正料金のガス会社を探すのはとても大変ですよね。ガス代は安くしたいけど面倒なのはイヤだなぁ……、という時はガス屋の窓口にご相談ください。

希望を伝えるだけで最適な優良ガス会社を探してもらえて、料金保証もついてきます。一切費用は掛かりませんので、紹介してもらえるガス会社だとガス代がいくら安くなるかだけでも聞いてみてはいかがでしょうか。

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「節約」か「ガス会社変更」どちらか決めて光熱費を安くしよう!

光熱費を安くしたい方はまず、「ガス」「電気」「水道」を使いすぎていないかを確認しましょう。もし使いすぎているものがあったら、それを重点的に節約すると効果的です。

そこまで「ガス」「電気」「水道」のどれも使いすぎてないけど、光熱費を安くしたい方は、プロパンガス会社の変更がオススメ。今までと同じようにガスを使っても、ガス代が20~30%安くなる可能性があります。ガス会社を変更するだけで、実際に月々8000円も節約することができた方もいらっしゃいます。

まずは、30秒でわかる無料の「料金シミュレーション」にガス使用量と請求金額を打ち込めば、プロパンガス代がいくら節約できるか確認することができます。お手元に検針票を用意して診断してみましょう!

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