プロパンガスの値上げへの対策は?
プロパンガスはよく値上げが起こりますが、あなたはどんな対策をしていますか?
値上げへの対策をしている人と、対策していない人とでは、同じプロパンガスでもガス代が2倍以上も違ってきます。逆に言えば効果的な対策を取るだけで、値上げを避けてお得にプロパンガスを利用できるんです。
もしガス会社から値上げの連絡が来たら、これからご紹介するポイントの確認や対策を行って、値上げに悩まなくて済むお得なガスの使い方を身に着けてみてはいかがでしょうか。
プロパンガスの値上げ通知が来たらココを確認!
ガス会社から値上げの通知が来たら、対策方法を決めるために以下の二つを確認しましょう。現状を正確に理解することが、値上げ対策の近道になります。
ガス料金がいくら値上げされるのか
例えば従量単価の値上げであれば、何円から何円に値上げをするのか、値上げしたら従量単価はいくらになるのか、またそれが適正な値上げなのかを確認しなければなりません。
一回で従量単価を80円以上値上げするようであれば、それはガス会社都合の不当値上げである可能性が高くなります。基本料金の値上げは比較的少ないですが、もし基本料金は一気に200~300円値上げする場合も不当値上げである可能性が高いです。
ちなみに値上げの詳細は、ガス会社から届く検針票やアプリ上で確認できます。
値上げによってガス代がいくら高くなるのか
あなたのお家の「ガス使用量」が分かれば、値上げによってガス代がいくら高くなるのかすぐに計算できます。
ガス使用量が「10㎥」で、従量単価が330円から420円へと「90円」値上げされた場合、10㎥×90円=900円もガス代が高くなることになります。従量単価や値上げ金額だけ見ると安く感じても、ガス代がいくら高くなるか計算してみると、思ったよりも高くなると感じますね。
また、もし検針票をお持ちでしたら、以下の自動料金シミュレーションから無料で「自分のガス代と適正料金を比較」することができますので、是非お試しください。
プロパンガスの値上げに効果的な対策は?
値上げの詳細を確認してみて、どうも適正ではないガス料金設定になってしまったなと感じたら、以下の対策を試してみてください。
ちょっとした対策で、値上げ前よりもお得なプロパンガス代にできることもありますよ。
プロパンガス会社を変更する
プロパンガスの値上げに最も効果的な対策は、ずばり「ガス会社を変更する」ことです。
プロパンガスは自由料金で、契約ガス会社やお申し込み窓口によってガス料金設定に大きな差がある為、しっかりとガス会社を選べば平均よりも30%ほどガス代が安くなります。当社のお客様を例にすると、年間3万円~8万円ほどガス代がお安くなっています。
解約手続きも代行できますし、無料でガス会社変更ができるので、とにかくガス代を安くしたい!という方には簡単でオススメの値上げ対策です。
節約してガス使用量を減らす
賃貸や集合住宅に住んでいる方でガス会社変更が難しい場合は、日常的な節約でガス使用量を減らすのが効果的です。
ご家庭でプロパンガスを一番使うのは「お湯」なので、お風呂などの水回りからの節約がオススメ。給湯の設定温度を1℃下げるだけでも数%の節約になりますよ。
もっとたくさん具体的な節約方法を知りたい!という方は以下ページにまとめていますのでご参考くださいませ。
契約中ガス会社へ交渉する
一般ユーザーにとって難易度が高いですが、ガス会社との交渉によってプロパンガス料金の値上げをやめてもらうことも不可能ではありません。
しかし、ただ「値上げしないで欲しい」「安くしてほしい」と言っても対応してもらえないことがほとんど。交渉前に値上げの理由や為替、原油価格・CP価格を確認して、根拠を持って交渉すればまだ可能性はありますが、戸建住宅にお住まいの方であればガス会社を変更した方が簡単で確実です。
値上げが少額だから…とそのままにするのはNG!
プロパンガスは、2~3年同じガス会社と契約していれば必ず1~2回は値上げされていると言われます。最近では1年で4回も値上げした上場しているガス会社もありました。
ですので、1回の値上げが数十円だったとしても、3回・4回と値上げをどんどん繰り返されていくうちに、気が付いたらガス代が適正料金の2倍以上も高くなっていた!ということになってしまうんです。
値上げはそのままにせず、料金診断をするなどして対策をしていきましょう。ちなみに、プロパンガスが値上げする理由を以下に詳しくまとめましたので、ご参考くださいませ。
賃貸物件でも大家さんの了承があればガス会社を変更可能!
賃貸物件の場合、実際にガス代を支払うのは入居者ですが、大家さんからも契約書を取得するのが通常です。そのため、賃貸物件のガス会社変更には、事前に大家さんの了承が必要となります。
まずは管理会社などに相談(大家さんと直接やり取りをしている場合はまず大家さんに相談)して、プロパンガス料金が値上げされてしまって、安いガス会社に変更したい旨を話してみましょう。
ガス代は最近安くなった……と感じていても、実は値上げされている可能性がある
2023年~2024年にかけて、プロパンガスも値引き支援などの補助金がありました。その時は一~三か月かけて1000円~3000円ほどガス代が安くなったのですが、はっきりとした説明なく値引きが行われるケースもあり、ただ「ガス代が安くなったのかな?」と感じた方も多いはず。
でも実は、その補助金の前後で値上げされたけど、値上げされたと認識できなかったご家庭もあったんです。もし補助金が出てからよく見てないな、という方は従量単価が値上げされていないか確認することをオススメします。
ガス屋の窓口の「料金保証」なら不当な値上げを防ぐことができる!
ガス屋の窓口でガス会社を変更したお客様には、不当値上げをずっと防ぐことができる「永久料金監視保証」を提供しております。
また、業界全体の値上げであっても、変更後1年間は値上げ差額を返金しておりますし、値上げ自体も最低限に抑える交渉もいたしますので、安心してプロパンガスをご利用いただけます。
プロパンガスの値上げに悩んでいる方、ガス会社を変更しようかお悩みの方は、ガス屋の窓口を通じてのガス会社変更もご検討してみてくださいね。